前作の閃の軌跡4から約2年ぶりにシリーズ新作が発売されました。今回は初出の情報が早かっただけに、期間以上に待たされたような気がします。
閃の軌跡4の時点で全体の6割ということだったので、今回でどのくらい進むのかも注目ですね。そして、ジャケット絵にもなっている盟主の正体は明かされるのでしょうか。
いきなり胸熱な展開
ゲームは前作、閃の軌跡4のラストから5か月後のクロスベルから始まります。
クロスベルはまだ完全に解放されておらず、撤退に反発した帝国の総督親衛隊が占拠しています。ゲーム開始直後からクロスベル解放作戦が始まるのですが、集まったメンツに目頭が熱くなりましたね。
特に零、碧の軌跡のサブキャラたちが多数リアル頭身化したのは何か感慨深いものを感じました。
零、碧ファンはプロローグだけで感涙できる
まずは総督親衛隊が演説している放送をジャックしてイリア、リーシャ、シュリの公演が始まります。こんな芸当できるとはあのソバカスも絡んでいることでしょう(笑)
続いて登場したのはワジと、その従騎士になったヴァルド。さらには閃の軌跡1、2で敵役だったスカーレットが登場!スカーレットの従騎士衣装はリースやロジーヌとそっくりです。ヴァルドの衣装は色は違いますけれど、アッバスとどことなく似ています。
それにしても後光がまぶしい。
アリオスキターーーーー!
アリオスは閃3で電車の中から見かけた時ぶりでですね。今回は久々のプレイアブルなので使うのが楽しみです。
その他にもクロスベル遊撃士協会からスコット、エオリア、リンも登場しました。エオリアは暁の軌跡をプレイしていた時に、よく使っていたキャラだったのでゲストキャラ的な感じで使えるとよかったなぁ。そう言えばヴェンツェルだけ省かれていてかわいそうです。
ノエル!
ミレイユ!
ダドリー!
クロスベル警備隊やクロスベル警察も動いていて総動員です!失敗は許されないって感じですね。と言うか、リアル頭身になったノエルやミレイユがほんと素晴らしい!これだけで元は取れて満足です。
あとなんかツァイトも来ていました。あなたがくるのは流石に反則では?
おいしい部分はやはり特務支援課
当の特務支援課はと言いますと、帝国の魔煌機兵を奪って総督親衛隊の本隊がいるオルキスタワーに36階から乗り込みに行きます。
PVで幾度となく見たシーン、いや~いいっすね~!このメンバーの中にユウナがいるのも激熱です。
とりあえず、ここのボスを倒すとプロローグクリアになるんですけど、最後にクロスベル解放作戦に参加した人たちの名前がキャストとして出てくるんですよ。
まるでゲームやドラマのエンディングみたいな感じのようにですね。しかもノイズ混じりで文字もバグってる上、途中で切れてしまうので妙な怖さがありました。何にせよ今後の展開が気になる終わり方でした。
バトルシステムは閃シリーズをやっていればすぐに馴染みます
バトルシステムは閃シリーズ、特に3か4をプレイした人であればすぐに慣れるでしょう。オーダーやブレイク、リンクアタックなど操作感も含めて全く同じです。
あとは今作で導入された新システムの『ヴァリアントレイジ』ですね。プロローグの時点ではまだ使うことはできませんでしたが、使えるようになったらバトルにどんな影響を与えていくのか楽しみです。
あと、今回からアーツを使う時に弱点がすぐわかるようになっています。敵の弱点のアーツを持っているとWEAKの文字が付いているので、一々敵情報を見直さなくてもいいようになりました。今まで気にしていませんでしたけれど、あると便利ですね。
ゼロクラフトが強い
創の軌跡から新たに加わったATボーナスのゼロクラフトが強いです。その名の通りCPを消費しないで通常のクラフトとSクラフトが使えます。
CPが100以上貯まっていれば、ゼロクラフトのところにSクラフトで割り込んでCP0で使うこともできます。なので、1人でSクラフトを連発することも可能です。強いと言いましたけれど、強すぎと言ったほうがいいですね。
もちろん敵もこの恩恵を受けるので、ボス戦でのCP管理は今までより大事になりました。最低1人は100%以上をキープしていないと、思わぬ形で状況をひっくり返されることがあるということです。
アサルトアタックが使いやすくなった
バトルを有利に進めるため、エンカウント時に使うアサルトアタックの使い勝手がよくなりました。具体的にはアサルトアタック用のゲージを増やすための、壊せるオブジェクトが増えました。
そのため、毎戦アサルトアタックをしかけられるほどです。ただ、敵もアサルトアタック前提の強さになっていると感じました。
相変わらずの親切設計
プロローグがチュートリアルということもあるのですが、初めてとる行動をするとちゃんと説明がでるのがいいですね。シリーズ新規プレイヤーさんにもやさしい作りになっています。
マップ上にイベントアイコンも表示されるので、迷うことなく進めていけます。加えて、行ったことのあるエリアのショートカットもあるのでストレスフリーです。
また、タイトル画面から零、碧、閃のあらすじのみならず小説『3と9』も読めるので、今作から始めようという人にも配慮はされていますね。けれど、詳細なことはやっぱりあらすじだけじゃ厳しいですね。
ボスが程よく強い
軌跡シリーズをやるときは、いつも1周目はノーマルでじっくり、2周目はナイトメアでトロフィーコンプというスタイルでやっています。
今回も、そのスタイルで始めているのですが、プロローグのボスからシステムをフル活用しないと苦戦する強さでした。ナメプしていたら一気に持っていかれるので、戦略性は増していますね。実際、適当にポチポチしていたらプロローグのボスで1回全滅しました(笑)
最後に
ということで、プロローグをクリアした時点での感想でした。バトルシステムは基本そのままですが、敵の強さは若干強くなったように感じました。
ただ、発売日前の配信でヴァリアントレイジ込みのバトルバランスと言っていたので、使えるようになり使い勝手にも慣れれば違った戦い方ができるようになるでしょう。今回のバトルは色々考えながらやるので楽しいですね。