ついにエンディングまできました。
振り返ってみると記事を書きながら考察していたことは、ほとんど的外れでした(笑)
せいぜいイシュメルガ=リィンがどういう立ち位置の存在かというのがわかっていたくらいです。
色々考察しながら進めるのって難しいですね。
基本的にネタバレありなので、見る場合はご注意ください。
制御ができなくなる逆しまのバベル
激闘の末、イシュメルガを倒すとラピスはエリュシオンを削除することを決断します。
やっぱり時代にそぐわないものあってはいけませんね。
しかし反発するイシュメルガはエリュシオンが消える前に、バベルの制御権を他の存在へ移します。
制御権はヒトの集合無意識へ委ねられ、ヒトの憎悪が最も集中する場所へ発射されるように設定を変えました。
憎しみというのが人間の持っている感情である以上、人類がいなくなるまで発射を続けるということですね。
ラピスは急いで止めようとしますが、既に制御状態です。
そしてイシュメルガが機能を停止するとバベルが発射準備を開始します。
止める術がないためローゼリアの転位術によって一旦外へ脱出することに。
しかしルーファスは転位の瞬間に転移陣を離れ、自らその場に残ることを選択。
おいおい、何を企んでるんだ・・・。
ルーファスの真意
ルーファス以外のメンバーは脱出をすることに成功しました。
一方バベルに残ったルーファスは端末を使い演説を開始します。
あたかも自分が『偽ルーファス』であるかのようにです。お?最後の最後で裏切りか?
ルーファスは予定していた刻限に抵抗勢力へ『天の雷』を発射すると言い出します。
さらに今回の一件で争いの火種を絶やすことはできないと考え、大陸の未来のため悪という存在にはバベルを使って粛清するとも宣言します。
ここでふと頭をよぎったのはガンダムのシャア・アズナブルです。
Zガンダムのクワトロから逆シャアのシャアになったような感じがしました。
するとこの演説を聞いた民衆たちの憎悪はルーファスに集まっていきます。
あ、これシャアじゃない。ルルーシュのゼロレクイエムだ!
バベルの照準は憎悪が集中される場所に発射されるため、つまりはそういうことなんでしょう。
ルーファスの演説が終わると一瞬時間が戻ります。
『《エリュシオン》が見せてくれた最後の“未来予測”・・・・・・!?』
今のルーファスの演説はエリュシオンが見せてくれた未来予測だったのです。
まだ間に合うと踏んだラピスはルーファスの救出を求めます。
『その支援要請、受け取った!』
この場面でこのロイドのセリフいいですね。
数日前までの初心を忘れていたロイドだったら絶対無理だったでしょう。
バベルへはツァイトが転位で導いてくれるようですが、運べる人数が限られるとのことです。
そのメンバーにユーシスとスウィン、ナーディアが名乗りを上げます。
そこにロイドとラピスを加え5人でルーファスを救出しにいくことになります。
ルーファス救出
バベル内へ入ると未来予測で見たルーファスの演説が始まります。
急いで中枢に向かいますが、そこにはルーファスの姿はありません。
辺りを探していると頭上からブロックが降ってきますが、もう1人のリィンによって助けられます。
イシュメルガを倒したことで少しだけ存在を許されたようです。なんか理屈がわかりません。
もう1人のリィンは閃4のノーマルエンドの先で見てきた数年後の未来のことを伝えようとします。
お、次回作に繋がるヒントが聞けるのか。
が、ロイドたちはエリュシオンがなくなった今、それを聞くのは違うと言って拒否をします。
う~ん残念!
そして別れを告げるともう1人のリィンは消えていきます。
余韻に浸る間もなくルーファス探しを再開。
と、奥に続く扉を発見するとその先にルーファスがいます。
ロイドは『絆を甘く見た』という謎の容疑でルーファスを強制連行し、ツァイトの転位でバベルからの脱出に成功します。
直後『天の雷』が発射されるとリフレクターの反射で、バベル自身へ降り注ぎ崩壊していきました。
ついにクロスベルが再独立
1週間後、ロイドとクロウは最終決戦で乗った機体を調べ、ヴァリマール達の痕跡を探します。
結局何も見つからずコクピットから離れるとモニターにはリィンの呼びかけに答えたかのような文字が!
残滓的なものは残っているんですかね。
場面は移り、とある病室で目を覚ますルーファス。
そばには看病をしていたラピスがいます。
タイミングよくオリビエが入ってくると、ルーファスに今回の事件での沙汰を伝えます。
先のバベル消滅で中にいたルーファス・アルバレアはいなくなったし、中継を見た世界中の人々もそれを知っている。
だから、俗世を離れて生きていけ的なことを言われます。
オリビエも粋なことをしますね~。
するとラピスが世界を見て回る旅をするから付き合えと言ってきて、渋々同意をすることに。
ここでユーシスやスウィン達も入ってきますが、オリビエがノート端末である中継を見せ始めます。
その中継とはクロスベル再独立の式典です。
マクダエル議長のスピーチが終わると特別ゲストとして来ていたロイドのスピーチが始まり、ここでエンディングロールです。
今作は主人公が3人体制でしたが、終わってみるとロイドが一番主人公をっぽいことをしていましたね。
エンディングロールでは高原にラピス達がいます。4人で旅をしているっぽいです。
このキャラたちを今作だけにするのはもったいないので、次回作以降どこかで登場して欲しいですね。
クリア後は夢幻回廊でやり込める
本編クリア後は夢幻回廊内の要素だけ遊べるようになっています。
障壁があって先に進めなかった4層後半にも行けるようになりました。
早速、最奥のボスまで行ってみると、幻獣ということらしいですが何か軌跡シリーズには似つかわしくないボスが待っています。
攻撃力はかなり高かったですが、Sクラフトも含めて全て物理攻撃だったので回避キャラを並べたら楽勝でした。
ボスを倒すと白の封印石というのが手に入ります。今までのとは色が違いますね。
何やら先にも階層があるようですが障壁があり進むことができません。
これは10月1日のアップデートで解放される第5階層ですね。
現状どうやっても進めないので、とりあえず拠点に戻り、さっきの白の封印石を使ってみます。
新しいエピソードが追加されました。しかも盟主がいるぞ!
そして、このシルエットは・・・。本編にそれっぽいヤツいましたねぇ。
後ろの正面だあれ
場面は結社がいつも会議をしている場所です。
空間を裂いてマクバーンが現れ、呼びかけると盟主が姿を現します。
マクバーンは盟主の正体を掴みつつも、盟主が強大すぎる故に結社の一員としての活動を続けていくようです。
そこへノバルティスが来ると、エリュシオン消滅までの再現シミュレーションが強制途絶したと報告します。
誰の仕業かと考えていると、突然ある男が介入してきます。
ロイ・グラムハート共和国大統領
大統領はある筋からの仲介で、この場所知ったとのことです。
さらに、大統領は盟主へある提案を持ち掛けます。
提案とは、この先約2年半の間、互いが進めている計画について相互不干渉にするというものです。
盟主はこの提案を受け入れエピソードが終わります。
この大統領、何かあるとは考えていましたがこういうことかぁ。
これで間接的に共和国と結社は協力体制になったと見ていいのでしょう。
そしてこの2年半っていうのが、もう1人のリィンが未来で見てきたロイド達に伝えたかったことなのでしょうか。
となると、いよいよ共和国編の可能性が見えてきました。
そして、ロイ・グラムハートが介入してきた時に一瞬移ったマーク。
MTSCと読めますがこれは仲介役の組織のことなのでしょうか。
ノバルティスがこのマークのことを気にかけていました。
というか、この場所にアクセスできるということはかなりの技術力を持っていることになりますね。
結社に対抗し得る組織でしょうし、今後のストーリーのカギになりそうな予感です。
最後に
今作はクロスベルを再独立させると共に、嫌われキャラだったルーファスを救うといったストーリーに感じ取れました。
ストーリーも全体的には面白かったです。
ですが、リィン関連のストーリーは若干蛇足な感じがしなくもありませんでした。
それと夢幻回廊ですね。
エリュシオンにも干渉されるような場所でしたが、結局なんなのか分からず終いでした。
大型アップデートで判明するといいのですが・・・。